両軍の戦いはチーム天彦が5ー4で制し、初の栄冠を獲得。糸谷八段の長い一日もようやく終了……と思われたが、表彰式に再び登場！？それもそのはず、今度は将棋連盟の常務理事として、チーム天彦への優勝目録贈呈を担当していた。
糸谷理事は「チーム天彦の皆様、優勝本当におめでとうございます。今日の控室や予選対局を拝見していても、実力、チームワークを兼ね備えての優勝だった」と講評。しかし、準決勝でのチーム天彦との対戦が脳裏によぎったか、「私たちもボコボコにされたのでその強さは身をもって知っているんですけど…（笑）」とプレーヤーとして自虐的にチーム天彦の強さを称えていた。
八面六臂の活躍で決勝戦を楽しませた糸谷八段に、会場のファンからも大きな拍手が送られる場面も。視聴者からも「有能すぎるｗ」「ダニー働きすぎよ」「ダニーお疲れ」「ダニーにも解説MVPを」「いよっ！理事！」「ダニーどんだけ有能なの」「ダニーおつかれさま！」と多数のコメントが寄せられていた。
◆ABEMAトーナメント2025 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が8回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士7人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全8チームで行われる。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
