フリーランスの57.2%が休日取得に“ネガティブ”

フリーランス休み辛いワケ
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 さらに、フリーランスで働く人たちの57.2%が、仕事の機会や収入を逃す焦りから休日取得にネガティブな感情を抱くと回答。また、収入の不安定さ、将来への不安から58.0%がメンタル不調を経験しているという。木村氏はこの結果をどのように見るのか。

「私も独り身、かつ開業していなかったときは1人なのでどこに住んでもいいし、何があってもよかった。今開業して従業員もいて結婚して家族がいるとなると、収入に関しての不安定さ、このままだったらどうしようなど、そういうのを感じてしまうことはあった。給料を払わなきゃいけないし、自分に戻ってくる分はそこを引いた額になるので、さらに稼がなきゃいけないと思ってしまって自分に圧をかけてしまう状態になる」

 では、木村氏はどのように乗り越えたのか。

「不安は未来の抽象的なことに起こりやすいと言われている。『どうしよう』はすごく抽象的。なので、すごく不安が起こりやすい状況を自分の頭の中で作り出してしまっている。自分自身でとにかく今できることをやろうと思って、これやってみたり、あれやってみたりすると、自然とパッとハマるときがあるのと、できないことはできないと思って人に任せること。そしてお金の面で言えば、毎日売り上げなどを見過ぎないことが重要」

 最後に、木村氏はフリーランスの働き方・休み方にアドバイスを送った。

「曖昧の裏は自己管理が非常に重要になってくる。これは本当に良くも悪くも。良い方に傾けるのも自分自身なので、強制リセットはすごく重要。自分のためなのか、家族のためなのか、しっかりここは休むというのを確実に決めて、そのときには物を置かない、仕事に通じるようなパソコンなどから離れることを意識して休むことが非常に大事」

(『ABEMAヒルズ』より)

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