ロングステイを希望する国、15年連続でマレーシアが1位に
実は今、日本からの移住先として人気のマレーシア。ロングステイを希望する国についてのアンケートでは、コロナ禍で調査がなかった年を除いて15年連続で1位となっている。
「めちゃくちゃ人気だなと思う。来てみて特に思った。『そんなにマレーシアのことを知っている人・行っている人もあまりいないんじゃないの?珍しい人なんじゃないの?』なんて思っていたら、そんなことはない。こっちに来て日本人にたくさん会うし、物価の安さと住みやすい気候と教育水準の高さという部分で留学を天秤にかけたときに、移住であったり留学であったりという目的の中でマレーシアが(候補に)挙がるのがすごく多いんだなと思った」
オンライン語学学習プラットフォーム「Preply」が去年行った調査では、今後5年以内に海外移住をしたいと考えている若者は、約40%というデータも。街で移住についての考えを聞いてみると…。
「海外移住はしてみたい。ハワイに。東京は自然があまりないので、海が好きなので、そこに住んでみたらまた気分も違うのかなという感じもするので、ハワイがいい」(20代のパーソナルトレーナー)
「スペインやイギリスには移住してみたいなという憧れはある。今の日本と逆の環境に自分を置くのも面白いのかなと思う」(30代のトレーナー)
移住を希望する人のほか、「日本で十分」と答える人など、意見はさまざまだった。一方で、移住へのハードルを感じる人も。
「手続きが面倒くさそうなのと、勉強・言語やマナーが難しそう」(20代の大学生)
その点、多民族国家であるマレーシアは、言語や文化に順応するプレッシャーが少ないと優木は話す。
「全体的に国のみんなの人柄が優しい。あと外国人がすごく多い。現地に住んでいる人がそれぞれ国籍が違う。母語が一つの国なのに違う。英語が少し下手で少し訛っているのが全員当たり前だと思っているから、それを『はあ?』『何言っているかわからない』『英語わからないの?』というリアクションをする人が一人もいない」
日本では考えられないような体験も
