中継の視聴者にも即座に反応が広がり、「ふざけるな審判」「入ってたよ」「ストライクやろがい」「今のは取ってくれ」といった声が相次いだ。中には「これでボールなら誰も投げられん」と嘆くコメントもあり、判定を疑問視する声で盛り上がった。
それでも大谷は冷静さを失わなかった。判定に首を振った直後からギアを上げ、鋭いスライダーとシンカーで相手打者を翻弄。結局この回を三者凡退で抑えると、目標としていた5回87球を投げ抜き、被安打2・被本塁打1・与四球2・9奪三振で1失点。枠ギリギリを突いたシンカーがボールと判定される場面もあったが、不満顔も結果で打ち消し、749日ぶりの勝利を飾った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

