【NASCAR】第26戦 Coke Zero Sugar 400/デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(日本時間8月25日)
アメリカで人気ナンバーワンのストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第26戦が開催された。プレーオフ圏を争うタイラー・レディックがクラッシュしたが、26日の中継では一因となった直前の動きに注目が集まった。
レース序盤の18周目、トッド・ギリーランドの34号車とタイラー・レディックの45号車が接触してコースアウトしていく姿が捉えられた。今回はプレーオフ出場権が争われるレギュラーシーズンの最終戦だったが、レディックは未勝利ドライバーのなかで出場権争いの真っ只中にいたため、戦前から注目を集めていた。
2台はスピンしながらコースのイン側へ排出され、レディックのトヨタ・カムリはウォールに激突して、マシン前部を破損してしまった。しかしカムリは、後方を向いた姿勢のままバック走行して自力でピットまで辿り着くと、タイヤ交換と給油を済ませて、一旦コースへ戻った。その数周後には再度ピットインして、折れ曲がったフロントフードなどの補修を試みている。
クラッシュシーンのリプレイ映像が流されると、ギリーランドのフォード・マスタングがコースのイン側へ寄せた際にレディックのカムリを巻き込んでいるように見える。解説の桃田健史氏は、「スポッターがギリーランドに対してローライン、クリアと言わないといけない。クリアと言わないで(ギリーランドが)入ってしまった」「(マシンが)抜けてないのに『クリア』とスポッターが言っちゃったのかもしれない」などと原因について推察している。
さらにレディックのインカー映像が流れると、桃田氏はレディックの心情を代弁して、「なんでそこで来る?」「おまえ何周目だと思ってるんだ!」「俺が今どういう状態にあると思ってるんだ、という目ですよね」などと、レディックの苦しい状況を自身のことのように語っている。
なお30番台でコースに復帰したレディックは、その後も奮闘し続け、最終的に21位でフィニッシュ。見事プレーオフ出場権を獲得している。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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