なぜ上司は低業績者に向き合わないのか?外資系企業と比べてみると
【映像】2025年に人員削減した上場企業(詳細)
この記事の写真をみる(5枚)

 2024年度に最終損益が6708億円の赤字となった日産自動車は、経営再建案で、2027年度までに国内外にある17の車両生産工場を10に統合するとしている。それと同時に始まっているのが、人員削減だ。日産によると、2027年度にかけて2万人を削減するとしており、大きな衝撃を与えた。

【映像】2025年に人員削減した上場企業(詳細)

 業績悪化で赤字を出す会社が立て直しを図るためには、人員削減も致し方ない側面もある。しかし最近は、黒字でも行う会社もある。背景の1つにあるのが、急速な進化を遂げたAIだ。人件費を払うよりコストが下げられるとあって、“構造改革”の名のもとにリストラを行うようだ。

 ネットでは「社員の生活のためにリストラは最終手段だろ」「クビの心配をしながら仕事したくない」といった不安の声が出る一方、会社をうまく回すには「『リストラはない』という安心感が大事」という経営者もいる。働き手に必要なのは、危機感か、安心感か。『ABEMA Prime』では、経営者らとともに考えた。

■「結局は『成果と処遇を一致させよう』という話」
この記事の写真をみる(5枚)