国立天文台が資金難の危機…日本の研究力を守るには?研究者「天文学のおもしろさ、基礎科学の重要性を知ってもらえば、予想もしない形できっと役に立てることがある」

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■国立天文台とは?

本間希樹氏
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 国立天文台は、日本の天文学研究の拠点で、三鷹(本部)・水沢・野辺山・ハワイなどに100台以上の望遠鏡を所有している。大規模な観測施設を全国の研究者に提供する「共同利用機関」であり、運営財源は主に税金でまかなわれている。

 国立天文台水沢VLBI観測所の本間希樹所長は、「共同利用機関には、私たちが大きな装置を運用して、天文学者や大学の先生に使ってもらう役割がある。自分たちの研究もするが、電波望遠鏡など、何十メートル級のものを作り、多くの人に使ってもらう役割を持つ。大きな望遠鏡がないと、新しい研究はできない」と説明する。

 水沢で行われている“VLBI”は「電波望遠鏡を使ったプロジェクト」だという。「衛星放送のパラボラアンテナを巨大にしたものをイメージして欲しい。宇宙からの電波をアンテナでとらえて、いろいろな謎を明らかにする。天の川の地図を作ったり、ブラックホールを撮影したりしている」。

■資金難の現状
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