時間制限が厳しく、どうしても悪筆になりがちな司法試験をPC受験に切り替えれば、受験生だけでなく採点者の労力も軽減するはず。その問題提起のため、棄却されるとわかったうえで裁判を起こしたそうで、男性は「来年から司法試験のPC受験が開始されるので、訴えた意義はあったと思う」と語った。

 中川氏は「来年度から、司法試験に関してはPC受験になっていく。これは受験生のためということもあるけれど、採点する方のため。採点する方も解読が難しい字を見る負担を減らすということもあるのでは」とコメント。

 また「いまの時代にどうなの」と思うことが他にないかと問われると、中川氏は「最近はWEBでの裁判が増えたので、減ってはいるけれど、まだまだFAXで書面を出すとか。相手方の代理人とFAXでやり取りをすることはいまだにある」と明かした。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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