【MLB】カブス 4ー3 ブレーブス(9月2日・日本時間3日/シカゴ)
【映像】今永、鮮やか牽制アウトで走者一歩も動けず(実際の様子)
カブスの今永昇太投手が日本時間2日、本拠地で行われたブレーブス戦に先発登板。6回78球5安打3失点で7月30日以来、約1か月ぶりとなる今季9勝目を挙げた。2被弾も自身を助ける守備や打たせて取る粘りの投球で待望の勝ち星を掴んだ。
8月28日の前回登板では5試合連続クオリティ・スタート(QS、6回以上で自責点3以下)を達成するも、降板後にチームがサヨナラ負け。中4日での登板となった今永は初回、先頭のアクーニャJr.から三振を奪うと、続くオルソンに四球を出すも、後続を抑えて順調な立ち上がりを見せる。2回は内野ゴロ2つと内野フライの打たせて取るピッチングで僅か6球、3回表も三者凡退に抑えると、裏の攻撃でカブス打線が一挙4得点と援護する。
しかし、今永は4回に自身のワイルドピッチで今日初失点。その後3番アルビーズに甘く入った146キロの直球を左越えに運ばれるソロ弾を浴び2点を奪われると、5回にも先頭打者に被弾し4-3と1点差に詰め寄られた。だが、6回はランナーを出しながらも併殺で凌ぎ、6試合連続のQSを達成して降板。奪三振は初回の2つのみだったが、4回には巧みな牽制で走者を刺すなど自身を助ける守備と要所を締める粘投で試合を作った。カブスはそのまま逃げ切り接戦を制して2連勝。
今永は6回78球5安打3失点の内容で7月30日以来、約1か月ぶりの勝利となる今季9勝目(6敗)を挙げた。鈴木誠也は3打数ノーヒットも1四球1得点で勝利に貢献。チームが地区2位ながらワイルドカード1位と、ポストシーズン進出を目指す中、貴重な勝ち星をもぎ取った。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
(C)GettyImages


