「泥汚れで半分見えん」 悪路→“突然の雨”の劣悪下も時速200キロ! 「だいぶ暴れてますね」世界王者の“綱渡り走法”に反響続々 WRC 2025/09/03 11:40 拡大する 【WRC 世界ラリー選手権】第10戦 ラリー・パラグアイ(デイ3/日本時間9月1日) WRC(世界ラリー選手権)の第10戦が開催され、トヨタのセバスチャン・オジエが優勝した。今季苦戦してきた昨年のチャンピオン、ティエリー・ヌービルも最終SSで素晴らしい走りを見せつけ、自らの勢いが高まってきたことを示している。 競技最終日デイ3の最終パワーステージ、SS19「ミシオン・ヘスイティカ・トリニダード」は、全長約18km内に、舗装路面もあれば赤土のダートもある。さらに、マシンを壊しかねないほど大きな段差や水たまりまである、変化に富んだ攻略が難しいステージだ。曇天のなか、ヒョンデのヌービルは後から4番目でスタート。パラグアイ特有の赤土は柔らかく、走行順が遅くなるほど荒れた路面を走らなくてはならない。さらに、ヌービルが走行を始めた頃から、コース上には雨が降り始めた。 続きを読む