【MLB】パイレーツ 3-0 ドジャース(9月3日・日本時間4日/ピッツバーグ)
ドジャースの大谷翔平投手が、体調不良で先発登板を回避したとは思えない全力疾走でファンを驚かせた。
先発登板を直前に取りやめながら「1番・DH」で出場した大谷は、第3打席で2ベースヒットを放つと、第4打席ではボテボテの当たりを全力で駆け抜け、内野安打に。「なんの問題もない」ことをアピールしてみせた。この2つのプレーだけでも十分に凄いが、それを上回るプレーがこの後に待っていた。
第4打席で内野安打を放った大谷は、続くベッツのライトフライで果敢にタッチアップ。ライトのレイノルズは、まさか一塁ランナーの大谷が二塁へ進塁するとは想定していなかったのか、内野への送球がワンテンポ遅れた。その影響もあり、クロスプレーにすらならず、大谷は悠々とセーフ。チャンスを広げる好走塁となった。一般的に、ライトフライで一塁ランナーが二塁へタッチアップすることはほとんどない。しかし大谷は、ライトのスキを逃さず仕掛けたのだ。
このタッチアップにABEMAのコメント欄やSNSでは、「大谷はしっかり仕事しとる」「速谷」「どんだけチームに貢献するんや」「ナイス判断大谷」「大谷すげぇな」「きっちり谷」「大谷一人で野球してます」「よく走った」「ないすタッチアップ」「タッチアップ!?ヤベー」「あのライトフライで1塁からタッチアップ成功するのか」「2塁タッチアップえぐいな」「風邪なのに走る走る」など、驚きと称賛の声が多く寄せられた。
大谷が見せた積極的なタッチアップだったが、後続が倒れて無得点。その後もドジャースは得点を奪えず、完封負けを喫した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



