TEAM雷電・本田朋広(連盟)は、「Mリーグ」2024-25シーズンで個人12位(+156.1ポイント)にランクイン。チームをファイナルへ導くなど名実共にエースに成長した。そんな本田はこれまでの対局中、多くの勝負所でファンの声を意識していたという。例えば「本田ならこれは押すぞ」という場面ならしっかり押す。「そうやって自分自身成長してきた」と語る本田。自身5年目となるシーズン、結果という形でファンに恩返しをする。
―まずは昨期の振り返りから。個人としては12位(+156.1ポイント)でファイナルも活躍した。
まだ完全ではないですけど、4年間やってきたものが全て出せたというか、毎年の経験がしっかりと次の年に活きていると自分では感じていて、手応えはあります。
―特にこの1、2年のMリーグでは参加率が注目されている。その辺りが上手くハマっているのか。
そうですね。もともと1年目に比べて2年目に参加率を上げて、2年目にまだ参加できると思って、3年目はもっと参加率を上げました。4年目は、3年目に参加率を上げすぎた部分の修正をしました。バランスはどんどん変化していますし、一方で1年ごとに自分の成長も感じられています。
―ご自身の成長と同時にMリーグのトレンドも毎年ちょっとずつ微妙に変わる。その辺のマッチングが上手くいっているのか。
どちらかと言えば、自分の麻雀にMリーグ全体がどんどん近づいてきてくれている感じがするので、自分としてはすごくやりやすいです。
―ご自身の麻雀にMリーグのトレンドか寄っているということか。
そうですね。そういう印象はあります。少なくとも「これが正しいんだろうな」と思いながら、やってはいました。
―昨期の終盤、チームは勝ち始めてどんどん控室の雰囲気が良くなっていった。
やっぱり勝つのが大事だなと思いました。うちのチームは勝つことが良い麻雀を打つことに繋がることが多いので。
ルールが変わった新シーズン



