【MLB】オリオールズ2ー5ドジャース(9月7日・日本時間8日/ボルティモア)
9月7日(日本時間9月8日)に行われたボルティモア・オリオールズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平が放った“弾丸ライナー”が話題となっている。
1回表・ドジャースの攻撃、1番・大谷の第1打席。この打席で大谷は、マウンド上のオリオールズ先発・菅野智之に対し、初球、外へと外れる152km/hの直球を見送ると、続く2球目、外角高めに外した151km/hのシンカーに反応。まるで最初から待ち構えていたかのようにしっかりとボールを呼び込み、上から被せるように振り抜かれたこの打球は、打球角度23度と、“ホームランになりやすい”とされる角度としては低めの弾道で打ち出されると、快音の余韻に浸る間もなく、109.8マイル(約176.70km/h)とかなり速い打球速度で瞬く間にセンター方向に向って伸び上がり、センターのホルヘ・マテオが追いはじめるとすぐにその頭上を軽々と飛び越え、そのままセンター右のスタンドへと着弾。大谷にとって今季47発目となったこの一発は、飛距離も411フィート(約125.273m)と申し分のない驚きのアーチとなった。
こうした大谷の一発に、マウンド上の菅野は「まさか」といった様子で慌てて振り返るも、ほどなく自分の目で着弾を確認するや、にわかにそれが信じ難いといった様子で首をかしげることに。ファンからも「センターライナーかと思った」「これがホームランとか」「ヤバすぎw」「バケモノだわ」「トラウマだろ」「打球速度で突き刺さるって完全にバットに芯食ってる証拠やろ」「観客も避ける間なかったやろ」「高めをあそこまで押し込めるのは大谷さんしかできないw」といった様々な反響が巻き起こることとなった。
大谷といえば、高く打ち上げての滞空時間の長いアーチも、逆に、低い弾道で放つ高速ライナーでの着弾も放つ珍しいタイプのアーチストとして知られているが、8月19日(日本時間20日)に行われたコロラド・ロッキーズ戦で放った今季44号弾は、なんと今回よりもさらに低い、打球角度19度の弾丸ライナー。しかも打球速度115.9マイル(約186.5キロ)、飛距離413フィート(約125.8メートル)という驚くべき数値をマークし、大きな話題となっていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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