有毒植物の著書がある、植物学者の保谷彰彦氏は「(キョウチクトウは)葉っぱの5~15枚ぐらいが大人の致死量。実は葉っぱ1枚でも死んでしまうことがある」と解説。手で触るだけでは毒性はないが、幹や花、葉から出る液体に青酸カリより強い毒性があり、口にすると吐き気・下痢・めまい・腹痛・心臓麻痺などを引き起こし、場合によっては死に至るケースもあるという。
保谷氏は「たとえば葉っぱを煎じてお茶にして飲んだり、枝を串がわりにしてマシュマロを刺して食べたら枝の毒が回って中毒を起こしたとか。枝を燃やしたときに煙で中毒を起こしたとか」と事例を明かし「基本的に植物ってどれも毒をある程度は持っているものなので、やたらに口にしないとか、日ごろから気をつけておく必要はある」と警鐘を鳴らした。
「周りが騒音性難聴になるレベルも」
