【MLB】ドジャース3ー1ロッキーズ(9月8日・日本時間9日/ロサンゼルス)
9月8日(日本時間9月9日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対コロラド・ロッキーズの一戦で、ドジャース・大谷翔平の打席を前に、相手投手が緊急降板した場面が話題となっている。
6回裏・ドジャースの攻撃。この回先頭の9番ベン・ロートベットに対し、ロッキーズ先発のチェイス・ドーランダーは、次の打者が1番の大谷であるにもかかわらず、なぜか外角高めのボールゾーンへと4球続けてボール球の直球を投げ込み、四球で歩かせることに。
すると次の大谷が打席に入るタイミングで、“異変”を訴えることに。ロッキーズベンチが動き、暫定監督とトレーナーが慌てた様子でマウンドへ。この光景に、ABEMAの中継で解説をつとめていたAKI猪瀬氏は「急遽、ドーランダーが一気に不安定になったので、シェーファー代行(監督)は、時間稼ぎですね。トレーナーも連れてって、ブルペンに肩を作らせる時間を作ってますね」とリリーフの準備ができていないなかでの降板であることを指摘する形でコメント。
そのままドーランダーは交代、2番手フアン・メヒアが緊急登板するという、なんとも慌しい状況に。ベンチへと引き上げたドーランダーは、悔しさのあまりか、グラブを思い切り叩きつけて感情を爆発させる姿を見せることとなった。無念の緊急降板となったドーランダーに、ファンからは「何が起きた?」「どこか痛めたかね?」「せっかく好投してたのに…「まさかの降板」「これはベンチにとっても痛い」「これで確実に流れが傾いたな…」といった様々な反響が巻き起こることに。
今季、メジャーデビューを果たしたドーランダーは、この試合まで20試合に登板し、2勝12敗、防御率6.77と、なかなか勝ち星を積めない状況が続いていたが、そうしたなかでこの日は好投を見せていただけに、ドーランダーにとってはまさに無念の降板であったといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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