【MLB】パドレス4ー3レッズ(9月8日・日本時間9日/サンディエゴ)
【映像】ダルビッシュ、まさかのスローボール→打者が動けなくなる
9月8日(日本時間9月9日)に行われたサンディエゴ・パドレス対シンシナティ・レッズの一戦で、パドレス・ダルビッシュ有が投じた変化球が話題となっている。
6回表・レッズの攻撃。この回先頭の3番エリー・デラクルーズに対してダルビッシュは、初球、内角低めのボールゾーンへと投じた139km/hのスライダーを見せた上で、2球目、真ん中やや内寄りに投じた110km/hの緩いカーブで見逃しを誘ってカウント1-1、続く3球目はさらに内寄りのところへと投じた146km/hのカットボールでファウルを打たせて追い込むと、勝負の4球目は外角いっぱいへと大きく曲がりながら決まる106km/hの緩いカーブ。
まったく手が出ずに見逃したデラクルーズは、その軌道を何度も確認するように目で追い、改めてストライクゾーンへと決まるボールであったことを確認すると、状況が掴めず混乱したような表情のまま打席を後にすることとなった。こうしたダルビッシュの“魔球”とデラクルーズの凡退リアクションに、現地実況も思わず苦笑。また、ファンからも「止まった」「球速差40キロw」「動けないw」「めっちゃ混乱してる」「完全に打つ手なし」「146キロのカットボール見せられた後じゃ無理だわ」「ダルさんの変化球は絶品やな」といった様々な反響が巻き起こることに。
多彩な変化球を自在に操ることで知られるダルビッシュといえば、かねてより勝負どころでこうしたスローカーブによる幻惑を披露しているが、今回デラクルーズに投じたのは、そのなかでもかなり遅く、変化量の大きい部類に入る1球。今回のデラクルーズと同様、今後もこうしたダルビッシュならではの変化球に、多くの強打者たちが手を焼かされそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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