【NASCAR】第28戦 Enjoy Illinois 300/ワールドワイド・テクノロジー・レースウェイ(日本時間9月8日)
NASCAR(ナスカー)の第28戦がイリノイ州で開催された。プレーオフ進出チームのピット作業中に、ドライバーにはどうすることもできないヒューマンエラーが発生し、クルーがガックリと肩を落とす一幕があった。
レースはステージ2の終盤、残り6周でイエローコーションが発生したため、多くのマシンが一斉にピットへ入る選択をした。一見、どのマシンも順調にピット作業を終えたように見えたが、ピットを出た後の48号車のアレックス・ボウマンのチームクルーが、何やら肩を落としている姿が映し出された。
リプレイ映像が取り上げられると、ピット作業時にボウマンがリスタートしようとして、すぐに急停車している。一瞬のことで、放送席も状況を把握できず、解説のジャック・アマノ氏が「どういうこと?」と言うと、実況の野村達也氏も「タイヤがハマりきる前にジャッキが落ちたということですか?」と疑問系でコメントを発した。
どうやら左リアタイヤを交換する前にジャッキが下がってしまい、交換が終わったと判断したボウマンが反射的にスタートしてしまったようだ。ボウマンはイエローが出る前までトップ10圏内を走っていただけに、野村氏も「なんとももったいないピットトラブルでした。2戦連続のピットミスが起きてしまいました、アレックス・ボウマン陣営です」と語っている。
最終的にアレックス・ボウマンは今大会を26位と下位でフィニッシュ。現在プレーオフ2戦を終えて15位。少しでも上位でポイントを獲得しておきたかったレースだったが、これで後がなくなってしまった。次戦はチーム一同、万全の体制で臨んでほしい。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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