【MLB】ドジャース 9ー0 ロッキーズ(9月10日・日本時間11日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したロッキーズ戦で8回、ベッツが完全復活を印象づける衝撃の1発を放った。満塁の場面で左中間スタンドへ放り込むグランドスラム。その直後、被弾したロッキーズ投手が怒りを爆発させる場面があった。
ベッツは7月、83打数17安打で打率.205と不調に苦しんでいた。8月に入り持ち直しつつも本調子とまではいえなかったが、9月に入ると打撃の調子は一気に上昇。この日も第1打席で内野安打、第2打席でレフトへのタイムリー、第3打席でもヒットを放ち、4打数3安打と大暴れしていた。
4-0とドジャースが4点リードで迎えた8回の第5打席は1死満塁のチャンス。カウント3-0からの4球目、96.1マイル(約154.7キロ)のストレートを完璧に捉えると、打球は左中間スタンドへ一直線。打球速度103マイル(約165.8キロ)、飛距離393フィート(約119.8メートル)の一振りにスタジアムは総立ちとなり、ベッツは両手を掲げて喜びを体いっぱいで表現した。
一方で、痛恨の一撃を浴びたロッキーズ2番手右腕モリーナは怒りを抑えきれなかった。グラブで口元を隠しながらマウンドに背を向け、放送禁止用語を連発しているかのような剣幕で絶叫。
中継の視聴者からも「絶対Fワード」「ピッチャーめっちゃFワード叫んでるw」「放送禁止用語連発やな」といった声が飛び交い、被弾直後の投手のリアクションが大きな話題となった。
ベッツはこの日5打数4安打1本塁打5打点と大爆発。MVP男がついに完全復活を力強く証明する一撃となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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