【MLB】ジャイアンツ 7ー13 ドジャース(9月13日・日本時間14日/サンフランシスコ)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でジャイアンツ戦に先発出場。3回の第2打席で第49号ホームランを放つなど、この日は5打数3安打、1本塁打、1四球の成績を残した。ドジャースは激しい乱打戦を制してマジック11とした。
同地区のライバル対決。大谷は第1打席で、外に逃げるシンカーを三遊間に弾き返して内野安打で出塁。これで18試合連続出塁とした。
1ー4と3点を追いかける3回、先頭で第2打席が回ってきた。カウント1ー0から2球目のシンカーを捉えると、打球はバックスクリーンへ。打球速度114.8マイル(約184.8キロ)、飛距離454フィート(約138.4メートル)、打球角度25度で飛び込んだ大きな当たりは、今季のドジャースで最長の記録となるアーチとなった。
昨季の54号に続き、これで2年連続のシーズン50本塁打に王手。MLBの歴史を紐解いても、ベーブ・ルース(1920~21、27~28年)、ケン・グリフィー・ジュニア(1997~98年)、マーク・マグワイア(1996~99年)、サミー・ソーサ(1998~2001年)、アレックス・ロドリゲス(2001~02年)の5人しか達成していない偉業まであと1本と迫った。
4回の第3打席は見送り三振、5回の第4打席は申告敬遠、6回の第5打席はライトフライ、9回の第6打席ではセンター前にヒットを放つなど、この日は5打数3安打、1本塁打、1四球だった。
なお試合は激しい乱打戦に。3ー4とドジャースがビハインドで迎えた5回にテオスカー・ヘルナンデスのタイムリーなどで一挙6得点を挙げて逆転するが、その裏にジャイアンツも2つのタイムリーで9ー7と接戦に。
しかしドジャースは6回にも3点を挙げて、再びジャイアンツを引き離すとそのまま逃げ切りに成功。前日のサヨナラ負けを払拭するような逆転勝利となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


