【MLB】ドジャース5ー6フィリーズ(9月15日・日本時間16日/ロサンゼルス)
9月15日(日本時間9月16日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対フィラデルフィア・フィリーズの一戦で、大谷翔平が盗塁を成功させた場面とフィリーズバッテリーを混乱に陥れた“まさかの判定”が話題となっている。
土壇場で8番アンディ・パヘスのソロ弾が飛び出し、5-5の同点となった9回裏・ドジャースの攻撃は、2死走者なしから1番・大谷が敬遠気味の四球で歩いて2死一塁とし、打席には2番のムーキー・ベッツ。そのベッツに対してフィリーズバッテリーは、初球、内角いっぱい、157km/hのスプリットで見逃しを誘ってストライクを先行させると、続く2球目は真ん中低めのボールゾーンへと沈む159km/hのスプリットでファウルを打たせ、カウント0-2と追い込むことに。続く3球目、真ん中高めのボールゾーンへと外れた163km/hの剛速球はベッツも手を出さずにカウント1-2となったものの、なおもベッツを追い込んだ状態で投じた4球目は長打を警戒する形で投じた144km/h、外のナックルカーブ。しかしこのタイミングで一塁走者の大谷がスタート。
しかし、ストライクゾーンへと決まったこの1球にベッツが手を出さなかったことから、キャッチャーのJ.T.リアルミュートはベッツは見逃し三振と判断、二塁へと送球せずにベンチへ引き上げる仕草を見せることとなった。しかし、球審の判定はまさかのボール。そのため、既に悠々二塁へと到達していた大谷はセーフで、盗塁成功。J.T.リアルミュートがマスクを取って球審に詰め寄るも判定は変わらず、打席のベッツはカウント2-2という状態となった。その後、ベッツは5球目を打ってセンターフライに倒れることとなったが、この“まさかの判定”と、その間に“ひっそりと成功”した大谷の盗塁にファンからは「そりゃキレる」「ビックリした」「これは誤審w」「なんやこれw」「キャッチャーキレるわ」といった様々な反響が巻き起こることに。
今季もここまで両リーグともに“疑惑の判定”が相次ぎ、そのたびに“ブチキレ抗議”をした選手や監督らが退場となる場面が続出することとなったが、今回の“まさかの判定”も、一歩間違えば試合結果を左右していた可能性が高いだけに、物議を醸しそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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