そんな中で迎えた南4局2本場、白鳥は3巡目にドラの白を重ねると、次巡には暗刻に。数巡後には5筒・6索のシャンポン待ちで構えた。その2巡後には6・9筒の両面待ちにチェンジ。これが奏功し、内川からアガリ牌が零れ落ちた。白・赤・ドラ3の満貫・8000点(+600点)。白鳥は岡田の持ち点を抜き、接戦を制した。
試合後、白鳥は「気合いが入っていたんですけど、ちょっと緊張しましたね。全然大丈夫だと思っていて、昨日試合を見ている感じではやってやろうって感じだったんですけど、いざ卓につくと緊張して…」と告白。「内川さんとおかぴ(岡田)がいて、なんか変な感じ。同卓していると『ちょっとアレかな』みたいな。違和感も…」と去年までKADOKAWAサクラナイツ所属だった内川と岡田の名を出して笑いを誘うと、「やっぱりMリーグに思い入れというか、気持ちが入っているんだなと思いました」と語った。
仲間のラスを帳消しにする、価値ある勝利だ。白鳥は「マツ(松本)が結構、苦しい展開だったので。ずるずる行くわけにはいかないな…というところでトップを取れたのは大きかった」と安堵。個人タイトルについては「昨年はMVPを取り逃してるんですけど、MVP争いに加われたことがラッキーだったなと思っているので。あまりそういうのは意識せずにポイントを重ねていきたい。それがMVPとか最多勝に繋がればいい」と述べた。「これから長いシーズンが始まりますので、是非これからもMリーグのご視聴をよろしくお願いします」。昨年は13勝を飾って、個人成績は2位。今期もMリーグを大いに盛り上げる。
各チーム・選手の成績Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)



