<大相撲九月場所>◇三日目◇16日◇東京・両国国技館
幕内復帰を目指す幕下三十一枚目・炎鵬(伊勢ヶ濱)が、“超レア”な決まり手で館内喝采の鮮やかな勝利を遂げた直後、中継映像が偶然、他の客と同じく興奮気味に拍手を送る一人の男性を映し出した。しかし、その男性がミュージシャンであることに気づいた一部ファンが「めっちゃ映ってるw」「奇跡のロックオン」などネット上でざわつく事態となった。
怪我による休場で一時は序ノ口まで番付を下げるも、そこから幕内復帰を目指して再起を図っている炎鵬。先場所は途中休場となったが、今場所は初日で勝利を果たし白星スタートを切っていた。三日目の取組では大柄な幕下三十二枚目・大皇翔(追手風)と対決。立ち合い低い姿勢で潜り込もうとした炎鵬は、大きな相手に突き放されるも、頭を下げて果敢に食らいついていった。最後は両手で相手を掴み、鮮やかな投げを決めて勝利した。
決まり手としてアナウンスされたのは“ずぶねり”。日本相撲協会の公式ホームページによると決まり手ランキング46位、発生割合0.03パーセントの珍しい捻り手だ。この一番に勝った炎鵬は無傷の2連勝となる白星を挙げ、敗れた大皇翔は1敗目を喫した。
注目を集めた男性ファンとは、ラテン系音楽ユニットの東京パノラママンボボーイズをはじめマルチに活躍するマンボミュージシャンのパラダイス山元さん。この日は早めの時間帯から国技館に足を運び、力士の入り姿や色とりどりの着流し姿。さらに国技館のグルメやグッズなどを自身のXで紹介していた。
そんなパラダイス山元さんの歓喜の瞬間にファンからは「めっちゃ映ってるw」「奇跡のロックオン」「そりゃ、興奮するよね」といった反響が寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



