【MLB】ドジャース 6ー9 フィリーズ(9月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がフィリーズ戦に「1番・投手兼DH」でスタメン出場。2点を追う8回、先頭打者として迎えた第4打席で、自ら試合を動かす衝撃の1発を放った。
この回からマウンドに上がったフィリーズの2番手ロバートソンが投じた2球目、内角へのカットボールは明らかなボール球だった。しかし大谷は逃さずフルスイングすると、打球はライトスタンドへ一直線。打球速度113.4マイル(約182.5キロ)、飛距離は430フィート(約131メートル)、滞空時間の長い“ムーンショット”となった。これで大谷は今季50本塁打に到達。MLB史上6人目となる2年連続50本塁打の快挙を成し遂げた。
この1発にABEMAの実況・解説陣も騒然となった。解説を務めた元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏は「ボール球だもんね」と苦笑いを浮かべつつ、「サイン通りにいってるし、結果ボール球なので(打たれたら)仕方ないってなりますよね」と解説。同じく元メジャーリーガーで解説の川﨑宗則氏は「どこまで飛んでるの!えぇ!?」と声を上げ、実況の生明辰也アナも「滞空時間が凄かったですね」と驚きを隠せなかった。
偉業達成の瞬間を待ちわびていた中継の視聴者も「ほんとメモリアルな活躍しやがる」「大谷最高すぎるだろ!!!」「大谷さん 怒りの50号 チームに喝を入れる」と大盛り上がり。MVPコールや「神様です」といった声まで飛び交い、スタジアム全体が一気に熱気に包まれた。
この日の大谷は投手として13度目の先発も務め、今季50奪三振も記録。そして打者として節目の50号を放ち、メジャー史上初の「50本塁打50奪三振」を同日達成という二刀流ならではの離れ業。ボール球を豪快に運ぶ衝撃の一打は、解説陣もファンも度肝を抜かれた“ショータイム”となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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