『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が9月12日に放送され、戦場帰りの父が遺した「いやらしい写真」の歴史的価値を調査する様子が描かれた。
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「戦場帰りの父が遺した“いやらしい写真”」は、京都府の女性(67)から寄せられた次のような依頼だ。
『父は今から30年以上前、77歳で亡くなった。その当時、母と一緒に遺品の整理をしていると、タンスの奥からトンでもないものが!?それは何と、とてもとてもいやらしい写真の束。あられもない姿の女性たちの古い写真が、100枚以上出てきた。写真について母にたずねると、生前の父から「この写真は、戦場に持っていった大事なもの」と聞かされていたようだ。父は大正3年生まれの戦争兵役体験者だった。ビルマ戦線でマラリアにかかり、死体置き場から九死に一生を得て生還してきた、というすさまじいエピソードの持ち主でもある。そんなこともあって、捨てるにはちょっとしのびない写真だと家に置いていたのだが、私も身辺整理を考える年齢になり、今、改めて処置に困っている。そこで、このいやらしい写真の歴史的な価値を調査してもらえないだろうか。どこか、然るべきところに寄贈できれば、父も浮かばれると思う』。
真栄田賢探偵が依頼者の元を訪れると、依頼者の父は「町内の三船敏郎」と呼ばれたハンサムな人物で、依頼者は「頑固だったが、大好きだった」と語った。依頼にある“いやらしい写真”を真栄田探偵が確認すると、「これをテレビで流したら、テレビ局が砕け散る」と驚愕した。
専門家へ依頼
