■「(アメリカは)首の皮一枚のところをずっと走っているような国」
コラムニストの河崎環氏は「政治は『いい・悪い』でも『正解・不正解』でもなく、『どのように現実を運営していくか』という議論をすべき。フリースタイルラップやディベートは、ルールの中で言語を用いるゲームだ。しかしカーク氏は、自分が決めたルールによるゲームに学生たちを取り込み、『僕は正しい。でも君たちは間違っていた』とすることで力を付けていった」と考察する。
フリージャーナリストの我那覇真子氏は、「アメリカは内戦状態にあり、自分の考えを信念持って言い続けるのは危険だ。『自分は殺されるかもしれない』と思いながらも、発言を続けていたのだから、戦いの途中で倒れてしまった人には、名誉のためにもたたえるべきだ」との考えを示す。
岸谷氏は「アメリカはずっと争ってきて、『そこで一番利益を得たヤツが勝ち』というゲームで大きくなってきた。常に誰かから何かを奪おうとして、強いヤツが奪うことでできた国のため、これ以上そういう事はなくならない気がする」と考察する。「アメリカは大爆発して散るか、よりすさまじいイノベーションができて1つにまとまるのか。首の皮一枚のところをずっと走っているような国だ」。
(『ABEMA Prime』より)
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