Aブロックを制した高見七段は、「(オールスターは)年末の恒例だが、これまでは見る側だった。西軍のどなたと当たっても実力向上になるので楽しみ。今年はファン投票11位だったとのことで、実力で代表になれたらファンに喜んでもらえると思って戦っていた」とコメント。「自分でもビックリでしたが、伸び伸び指すことができた。他棋戦でも将棋を楽しむ気持ちを取り戻して頑張っていきたい」と喜びを語った。
今期の東日本地区は、ファン選出で中村太地八段(37)、羽生善治九段(54)、伊藤匠叡王(22)の出場が決定している。“自力”突破1号となった高見七段の加入により、戦力はますますアップ。9月28日に行われる東京B、10月4日に予定されている東京Cブロックではどんな強豪棋士が仲間入りを決めるのか。今後の展開から目が離せない。
◆SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2025 ファン投票による選出(東西各3人)、予選(東西各3人)、決勝戦(東西各6人)によって構成される。12月に開催予定の決勝では、個人戦と団体戦のポイント数で優勝チームを決定する。対局は全て持ち時間なし、初手から1手30秒未満で行われる。先手・後手は振り駒で決める。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





