関西Aを制した稲葉八段は、「一日に4勝しないといけないのは厳しいので、嬉しい。昨年は1回戦で負けてしまったので、予選から勝つのは大変だなと改めて感じた」とコメント。「東西対抗戦は前夜祭からファンとの距離も近く、チーム内では普段交流のない棋士と検討ができたり、対局はもちろんのこと総合的に楽しみ。西軍の一員となりましたので、チームに貢献できるように頑張りたい」と意気込みを語っていた。
今期の西日本地区は、ファン選出で藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋聖、棋王、王将、23)、豊島将之九段(35)、山崎隆之九段(44)の出場が決定している。“早指しの鬼”とも称される稲葉八段に加入で、今年も西軍旋風が巻き起こりそうだ。9月27日に行われる関西B、10月5日に予定されている関西Cブロックから代表入りを決めるのは誰か。今後の戦いからも目が離せない。
◆SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2025 ファン投票による選出(東西各3人)、予選(東西各3人)、決勝戦(東西各6人)によって構成される。12月に開催予定の決勝では、個人戦と団体戦のポイント数で優勝チームを決定する。対局は全て持ち時間なし、初手から1手30秒未満で行われる。先手・後手は振り駒で決める。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





