【MLB】ドジャース7ー5ジャイアンツ(9月20日・日本時間21日/ロサンゼルス)
9月20日(日本時間9月21日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対サンフランシスコ・ジャイアンツの一戦で、ドジャース・大谷翔平に痛打された瞬間、呆然とした様子で打球を見送った相手捕手の姿が話題となっている。
6回裏、この回先頭で打席に入った1番大谷は、マウンド上の4番手ジョエル・ペゲーロとの対戦となったが、その初球、真ん中やや外寄りに投じられた159km/hの剛速球を打ちにいき、豪快に空振り。これでストライクを先行されるも、続く2球目、内角低めへと投じた146km/h、ボール球のスライダーは大谷が見送ってカウント1-1。続く3球目、ほぼ真ん中、やや甘く入った146km/hのスライダーは大谷が打ちにいってファウルとなるも、4球目、内角低めへと投じた147km/h、ボール球のスライダーは大谷がしっかりと見極めてカウント2-2に。
そして注目の5球目、キャッチャーのベイリーが構えたのは外角高め。ここにペゲーロは160km/h、渾身の剛速球を投げ込むこととなったが、これは大谷からすれば想定内。待ってましたとばかりに振り抜くと、打球は快音を響かせながら、レフト方向に向って高々と舞い上がることに。するとその瞬間、すぐさま被弾を確信したのか、ベイリーは立ち上がることもなく、どこかやるせない様子で打球の行方を目で追い、マウンド上のペゲーロもまた、打球方向を見ることもなく俯くこととなった。そのため、この場面を目の当たりにしたファンからは「しゃあない」「そうなるわ」「絶望でしかない」「キャッチャー動かない」「マジか…って感じ」「さすがにあそこの球を運ばれるとは思わないだろ」「昨日も被弾したもんな」といった様々な反響が巻き起こることに。
なお、大谷にとっては今季53本目となったこの一発は、打球速度107.4マイル(約172.84km/h)、飛距離403フィート(約122.83メートル)をマーク。ジャイアンツバッテリーの被弾リアクションも思わず納得の“文句なしの逆方向弾”となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
この記事の画像一覧

