【MLB】ドジャース1ー3ジャイアンツ(9月21日・日本時間22日/ロサンゼルス)
9月21日(日本時間9月22日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対サンフランシスコ・ジャイアンツの一戦で、ドジャース・大谷翔平が、バットを折られながら放った技アリの一打が、野球ファンの間で話題となっている。
6回裏ドジャースの攻撃。この回先頭で打席に入った1番大谷は、ジャイアンツ先発のトレバー・マクドナルドに対し、絶妙に外の誘い球を我慢しつつ、ゾーン内の外の球を積極的に打ちに行くスタイルでカウント2-2とすると、勝負の5球目、マクドナルドが投じたのは、外角低めのボールゾーンへと投じられた134km/hのチェンジアップ。この難しい球を大谷は身を乗り出すように打ちにいき、右手一本を残すスイングで捉えたものの、捉えたのがバットの先過ぎたのか、バットが根元から割れ、破片が四散することに。しかし、しっかりと捉えているとあって、打球は一二塁間を飛ぶライナーに。これをセカンドのクリスチャン・コスがジャンピングキャッチを試みるも及ばず、コスの頭上を超えてライト前へとポトリ。バットは折られたものの、改めて大谷の状態の良さが窺える一打となった。こうした大谷の技アリ打にファンからは「珍しいな」「どうなってるw」「ヤバいな」「よく打ったな」「しっかり捉えてるから折れても関係ないんか」「今年はイチローみたいなヒット増えたよな」「長尺バットの効果出てるやん」「調子良いんだろうな」といった様々な反響が巻き起こることに。
今季、大谷といえば、昨季までのものよりも長いバットに変えてここまでシーズンを戦い抜いてきたが、開幕当初はその長さゆえの取りまわしの難しさから打ち損じた場面も。しかしその後、次第に慣れ、現在に至っているが、こうした打撃を見る限り、大谷は不慣れだったはずの長尺バットも自在に操る“進化”を遂げたといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
この記事の画像一覧

