<大相撲九月場所>◇十日目◇23日◇東京・両国国技館
17歳の“元天才相撲少年”の取組で“異変”が発生。土俵上の力士がすぐに立ち上がれなくなり、「大丈夫?」「危ない倒れ方」と視聴者騒然となる場面があった。
序二段九十五枚目・康誠(秀ノ山)と序二段九十五枚目・安櫻(安治川)の一番での出来事。“元天才相撲少年”としても知られる康誠は、8月に誕生日を迎え、17歳では初の本場所に臨んでいる期待の若手力士。身長165センチ、体重67.9キロと現役力士の中でも特に小柄な体格ながら、抜群の体幹と相撲センスをあわせもち、ファンを沸かせる相撲を取ってきた。直近3場所は連続で負け越してしまっており、なんとしても星を伸ばしたい今場所では、4番を取り終えて3勝を挙げている。
康誠が対決した安櫻は、身長175.5センチ、体重103.9キロと一回り大きな体格だ。立ち合い仕切り線から大きく下がった位置で腰を下ろした康誠は、様子をうかがいながら起き上がると、素早く相手の懐に飛び込んでもろ差しになり、一気に寄り倒して勝利した。
敗れた安櫻に“異変”2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



