【MLB】マリナーズ 2ー3 ドジャース(9月26日・日本時間27日/シアトル)
【映像】衝撃160キロ直球→打者のヘルメット浮く驚異の奪三振
この男がいれば、世界一連覇も現実のものとなるかもしれない。ドジャースの佐々木朗希投手が7回に中継ぎ登板。圧巻の投球にファンたちが歓喜した。
ドジャースが2点リードで迎えた7回裏、ロバーツ監督はマウンドへ佐々木を送った。マイナーから復帰して2度目の登板はまだ慣れないリリーフでのものだったが、先頭打者のJ.Pクロフォード内野手をキケ・ヘルナンデス内野手の好守に助けられてサードゴロに抑えてリズムに乗ると、今度はヤング内野手との対戦となった。
足を大きく上げるダイナミックなフォームから繰り出す速球を武器に佐々木はヤングを圧倒。初球の158キロのストレートで低めを突いてストライクを取ると、続くスプリットで様子を見て、3球目には再び158キロのストレート。今度はヤングもバットに当てたが、ファウルにするのが精いっぱいだった。カウント1ー2に追い込んでから迎えた4球目、佐々木が投じたのは160キロのストレート。内角低めに入れてきたのだから、ヤングも豪快にフルスイングしたが、空振りに終わり三振。ヘルメットが浮き上がるほどのフルスイングを凌いだ佐々木の豪速球にファンは熱狂した。
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