【MLB】マリナーズ1ー6ドジャース(9月28日・日本時間29日/シアトル)
9月28日(日本時間9月29日)に行われたシアトル・マリナーズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平が放った悪球打ちでの55号本塁打が話題となっている。
7回表ドジャースの攻撃、2死走者なしの場面で迎えた1番大谷の第4打席。この打席で大谷は、マリナーズ3番手のゲーブ・スパイアーに対し、初球、内角高めに投じられた153km/hのシンカーを空振りし、ストライクを先行されると、続く2球目、初球よりもやや高いところ、内角高めいっぱいのところへと決まる154km/hのシンカーを見逃し、カウント0-2と追い込まれることに。しかし勝負の3球目、スパイアーが投じた真ん中高めいっぱい、153km/hの直球を大谷は振り抜くと、高々と打ち上げられたこの打球は、そのままゆっくりセンター方向へと伸びる打球速度109.5マイル(約176.2km/h)、飛距離412フィート(約125メートル)の特大の飛球に。ほどなくセンター左へと着弾したこの一発で、大谷はドジャースに貴重な追加点をもたらす形となった。絶好球とは言い難い高めの球を打ちに行き、見事に豪快アーチにした大谷にファンからは「ヤバいな」「なんで打てるの?w」「さすが打撃神」「変態打ちやん」「ほぼボール球やろ」「悪球打ちにもほどがあるわ」といった様々な反響が巻き起こることに。
なお、試合の方は2回表にキム・ヘソンの2ランで先制したドジャースが、3回にもフレディ・フリーマンの2ランでリードを広げ、先発のクレイトン・カーショウを援護。その後、7回には大谷によるソロ弾、8回にはアンディ・パヘスのタイムリーでさらに1点を加え、6-1で快勝。投げては今季での現役引退を表明しているカーショウが、5回1/3を被弾打4、奪三振7の無失点に抑える好投で、今季11勝(2敗)目。12勝(8敗)でチームの勝ち頭となっている山本由伸に次ぐ勝ち星を挙げ、有終の美を飾ることとなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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