チームの大黒柱が圧巻の麻雀を繰り広げた。試合後のインタビューで多井は「去年調子悪くてすごく負けて。携帯を開くたびに“多井は終わった・弱くなった”しかないので…ムカついてました。誰が本当に強いのかを思い出させてやろうと思ってました」と早速“多井節”を披露。スタジオは笑いに包まれた。
とはいえ多井の今期初勝利を待っていたABEMASファンが多いのは事実。そんなファンの存在を噛み締めてか多井は「久しぶりにスカッとするトップでした」とホッと一息。ファンからは「初勝利やった!」「やっぱ強い!」「おめでとう!」と祝福の声が寄せられた。
今期からMリーグのレギュラーシーズンでは各チームが120試合戦う。試合数増加に伴い、個人の最低出場試合数は20試合となった。よりチームとしての総合力が試される形となったが、そんな中、多井は「9月は白鳥がずっと頑張っていて、でも他の3人も練習対局をずっとしているんですけど、そんなに(調子は)悪くない。なので、松本も日向もやるんじゃないですか。僕も10月はたくさん出たいと思っています」とやはりチームの総合力の高さに揺るがぬ自信を覗かせた。多井の初勝利を皮切りに、ABEMASの巻き返しが始まる。
【第2試合結果】
1着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)5万8400点/+78.4
2着 EARTH JETS・逢川恵夢(協会)2万9600点/+9.6
3着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)1万8700点/▲21.3
4着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)-6700点/▲66.7
【10月2日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +336.2(12/120)
2位 U-NEXT Pirates +157.0(14/120)
3位 TEAM雷電 +79.5(12/120)
4位 赤坂ドリブンズ +28.7(8/120)
5位 BEAST X ▲1.2(12/120)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲27.6(8/120)
7位 渋谷ABEMAS ▲104.2(12/120)
8位 EARTH JETS ▲118.7(12/120)
9位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲155.0(10/120)
10位 セガサミーフェニックス ▲194.7(12/120)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)



