目の前にちらつく役満をあっさり捨てる猛者がいた。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月2日の第1試合で、セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)が役満・四暗刻の可能性がある手牌から、あっさり別ルートを選択。“超リアリスト”な選択と、その後の結末にファンが度肝を抜かれた。
東4局、親番だった竹内の配牌にはピンズが固まっていた。1・1・2・3・3・3・7と7枚含まれ、マンズ・ソウズには面子なし。このまま行けば染め手が濃厚というものだった。ただここから手牌は縦へと伸び九万、さらに七万が対子。5巡目には2筒も対子となると、七対子のイーシャンテンではあるが、その先には役満・四暗刻の気配も漂っていた。
役満を絶妙の見切りMリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




