アメリカでチップが必要とされる場所は「レストランやラーメン店、ホテルのベッドメイキングなど。ウーバーも配達してくれる人がいる。人に何かをしてもらったときにはアメリカではチップを渡すのが一般的で、アプリの中にチップを支払う機能が入っている」と説明する。

 また、タクシーなどに加えて、「高いのは美容院・理髪店だ。髪を切ると100ドルくらいで、チップ20%で120ドル。チップだけで日本円で3000円くらいになる」。しかも髪を切る人とシャンプーする人にそれぞれ渡す必要がある。「その人のサービスに対する返礼のため、人ごとにかかる」。

 駐車場では「誘導係へのチップは、駐車場代とは異なり、この時だけ現金で払う。普段はキャッシュレスでも、現金がないと『チップがないのか』となるため、チップのためだけに現金を持っている時もあり面倒くささがある」という。

チップの相場は「だいたい総額の20%」
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