迷いのない積極的な判断が、相手の大物手を見事に粉砕した。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月6日の第2試合で、赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)が、EARTH JETS・逢川恵夢(協会)が親番で跳満まで見えるチャンス手だったところ、巧みな仕掛けと待ち取りで抜き去り、神業レベルのアガリをものにして絶賛された。
【映像】こんなバラバラからアガれる?仰天手順「太オリジナル」の一部始終
現役医師でもある渡辺は、ネット麻雀での活躍ぶりから「ネット麻雀の神」とも呼ばれ、Mリーグ加入後はチームメイトどころか、他チームの選手にもその戦い方に大きな影響を与えたと言われる人物。さらに自身の思考が、麻雀AIのベースにもなるなど、広く麻雀界へ貢献している。
その渡辺の迷いなく、的確な判断が光ったのが南2局だ。親番の逢川には配牌時点でタンヤオ・平和・赤に、ドラの3索を引いてリーチをかければ跳満までは楽に見えるといったチャンス。解説していた朝倉康心(最高位戦)も「めっちゃいいんじゃないですか」と興奮気味に話すと、実況の日吉辰哉(連盟)も「これは6000オールクラスですよ」と伝えた。
渡辺太の絶品手順Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




