「そんな奥まで…」藤井聡太王座の“情報処理能力”に解説棋士が大混乱?挑戦者・伊藤匠叡王も「軽視していた」驚異の角引き 将棋藤井聡太,伊藤匠 2025/10/08 07:30 拡大する 絶対王者の一手に、解説棋士も混乱状態となった。将棋の第73期王座戦五番勝負第4局が10月7日、神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で指され、藤井聡太王座(竜王、名人、王位、棋王、王将、棋聖、23)が挑戦者の伊藤匠叡王(22)に勝利した。この一局では、難解な中盤戦で見せた藤井王座の構想力が話題に。解説者も「自分の中でルールが覆されたような感じ」とあ然とさせられていた。 将棋の聖地・陣屋で争われた一局では、互いの構想力がぶつかり合う好局となった。タイトル奪取に向けて2連勝中の伊藤叡王は、この一局に角を四段目に上がる秘策を披露。勝負所に用意された新工夫とあり、藤井王座の対応力が見どころとなった。 続きを読む