東1局1本場では下石が1000点(+300点)、東2局1本場、東3局1本場では瑞原が5200点(+300点、供託2000点)、5800点(+300点、供託1000点)を加点。東4局では下石が1000点をツモった。全員が3万点以下の緊迫した状況下、南1局では瑞原が4000点(供託1000点)を奪取してトップ目に浮上。南2局では親番の下石が瑞原から3900点をアガり、トップ目を引きずり下ろした。南3局2本場では、松本が跳満・1万2000点(+600点)を完成。再びトップ目に返り咲いた。
目まぐるしくトップ目が入れ替わる混戦。そんな中、ついに滝沢が動いた。親番の南4局、九万、發、中と鳴いて2索の単騎待ちでテンパイ。その後、白の単騎、三・六万のノベタン待ち、四・七万のノベタン待ちと変化させると、首尾よく四万を引き寄せて發・中・混一色・赤の親満貫・1万2000点を成就させた。これで3着目から一気にトップ目に躍り出ると、南4局1本場は松本と共にテンパイ流局。南4局2本場では下石が2700点(+600点)をアガったで逃げ切り勝利を飾った。
「まさか13戦目までかかるとは思わなかったですね」。試合後、滝沢は「すごくバッシングも受けて…。『監督大丈夫か?』とか。自分も内容がいいと言いながら3着・4着じゃカッコつかないんで、よかったです。ホッとしてます」と安堵。「ようやく、お待たせしました」と述べると、「ファンの方も引き続き、応援よろしくお願いします」。チームを支える兼任監督が、優勝を目指してタクトを振る。
各選手の成績Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)



