試合後の萩原は「疲れた」と一言つぶやき、しばらく言葉を詰まらせた。それでも東1局の親満貫については「自信があった」と語り、東2局で白を勝負した場面については「楽屋から本田と黒沢さんの声が聞こえた。『行けー!』って」と笑顔で回想。実際には控室の声が届くことはないが、萩原らしい情熱的なコメントに視聴者からは「熱いな雷電」「エッモイ!」「それぞライデンティティ!」と称賛が相次いだ。
この日は体調不良で登板を見送る可能性もあったという。「なかなか出られていなかったし、『行ってください』と言ってくれたので、その想いに応えられた結果になったのが何よりうれしい」と語る萩原の表情は、安堵に満ちていた。
この勝利は、6日に誕生日を迎えた黒沢への少し遅れたプレゼントにもなった。「お嬢、取ったよ!」と誇らしげにメッセージを送った萩原に、視聴者から「かっけぇw」「いいチームだなー」「お嬢良かったね」と温かなメッセージがあふれた。
【第2試合結果】
1着 TEAM雷電・萩原聖人(連盟)3万2100点/+52.1
2着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)2万5600点/+5.6
3着 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)2万4100点/▲15.9
4着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)1万8200点/▲41.8
【10月9日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +201.8(16/120)
2位 U-NEXT Pirates +105.2(20/120)
3位 TEAM雷電 +102.6(16/120)
4位 赤坂ドリブンズ +93.6(14/120)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲44.0(14/120)
6位 渋谷ABEMAS ▲61.8(18/120)
7位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲62.6(14/120)
8位 BEAST X ▲66.1(16/120)
9位 セガサミーフェニックス ▲93.3(16/120)
10位 EARTH JETS ▲175.4(16/120)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)



