何の迷いもなく、相手の当たり牌だけをビタッと止める。これが天才と呼ばれる者のプレーだ。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月10日の第2試合でKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)が、自身もテンパイしている中、相手の当たり牌を持ってきた瞬間、まるで悩みもせずに手を崩したシーンに、思わず実況が「なんで打たねぇんだよー!?」と叫ぶ一コマがあった。
堀といえば「小さな天才」の異名を持ち、全ての能力を麻雀に寄せたと思えるほどの雀力の高さを誇る。読み、判断ともに優れ、個人スコアでも上位の常連。チームメイトの指南役も務め、今期からはチームのリーダー格にもなっている。
攻めてよし守ってよしのオールラウンダーだが、この試合では終盤にダマテンでの親倍満という超強力なアガリも披露。ただ、ファンを震わせたのは、相手の牌が透けてみえているのではと思わせるビタ止めだった。
天才の見切りMリーグ 日程
TODAY
12月15日(月)
12月16日(火)




