鋭く引き寄せたアガリ牌は、反撃の旗印となった。「大和証券Mリーグ2025-26」10月13日の第2試合は渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)が今期初トップを獲得。昨シーズンから続く自身の不調に区切りをつけるような勝利に、安堵の笑顔がこぼれた。
この試合は東家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)、BEAST X・下石戟(協会)、松本の並びでスタート。東1局、瑞原に跳満をツモられ、さらに東3局は下石に親満貫をツモられるなど序盤は苦戦が続いた。しかし同1本場、ドラの8索をポンして2・5筒待ちのテンパイを組むと、下石のリーチ宣言牌でロン、タンヤオ・ドラ3の8000点で反撃に出た。
南1局は松本らしいリーチ&ツモが生まれた。下石がクイタンでアガリに向かう中で、平和・赤をテンパイ。迷いなくリーチを宣言した。粘る親の高宮を横目に、松本はアガリ牌の4索を力強くツモ。リーチ・ツモ・平和・赤・ドラの8000点を入手しトップ目に立った。南3局1本場は高宮からロンを決め、リーチ・ドラ・裏ドラで5200点(+300点、供託1000点)の価値ある追加点をゲット。このまま逃げ切り今期初トップとなった。
トンネルを抜けた!Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




