夫婦の負担の偏り、どう調整していく?

「6歳未満の子どもを持つ夫・妻の1日の家事・育児の時間」
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 一方、まだまだ妻側に負担が偏っているという調査もある。「6歳未満の子どもを持つ夫・妻の1日の家事・育児の時間」(令和3年 社会生活基本調査)によると、20年前と比べて夫の家事・育児時間は増加傾向にあるものの、まだ時間数では妻側に偏りがあることがわかる。

 羽城氏は以下のように見解を示す。

「個人や地域など差はあるが、誌面作りをしている中でも夫婦間のジェンダーギャップを課題に感じている。日本ではまだまだ女性が背負うべきものが多いのと、この世代は専業主婦家庭で育ってきた女性が多いため、“良いママ像”というバイアスも自分の中あったりする。そこを乗り越えていくことも(課題として)ある」(羽城麻子氏、以下同)

「その一方で、『ぴよログ』のように、パパの“家事・育児をシェアしたい”という思いが製品となったケースもある。利用が継続していけば、もしかしたら将来は数値が変わるのではないかという希望の1つになると思う」

(『ABEMAヒルズ』より)

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