21日に召集される臨時国会で、早ければ同日にも首班指名選挙が行われる見通しだが、各党が連立に向けて目まぐるしく協議を重ねる大政局となっている。自民党は公明党と26年にわたる連立を解消した後、日本維新の会と急接近。両党で政策協議に入った。また野党第一党の立憲民主党は、野党結集による政権交代を目指し各党との調整を進めている。その中で、国民民主党が難しい位置に立たされている。
【映像】玉木氏、約束を反故にされた怒り「やりますよでは信頼できない」
自民党・公明党・国民民主党、あるいは立憲民主党・日本維新の会・国民民主党という連立も予想された中、現状では自民党・日本維新の会による連立の可能性が高まったと見られ、総理候補の1人と言われていた国民民主党・玉木雄一郎代表は、丁寧に協議を進めようとした中、日本維新の会に先を越されたような見え方にもなっている。「ABEMA Prime」に出演した玉木氏は「いろいろ裏切られた経緯もある」「もし失敗したら私はクビだし、もうやっていられない」などとコメント。与党、野党いずれとも連立に対して慎重な姿勢を崩さない理由を説明した。
■大政局の主役候補から一転、出遅れ気味に
