【セリエA】ジェノア 0-0 パルマ(日本時間10月19日/ルイジ・フェラーリス)
パルマに所属する日本代表GKの鈴木彩艶が、後半アディショナルタイムに殊勲のPKストップ。貴重な勝点1を呼び込むヒーローとなった。
パルマは日本時間10月19日、セリエA第7節でジェノアと敵地で対戦。代表ウィークを終えて日本からイタリアに帰国した鈴木はこの試合でも先発した。序盤からジェノアに主導権を握られたうえ、42分にはDFニアカテ・エンディアエが2度目の警告で退場処分となるなど、パルマにとっては厳しい流れとなった。
それでも鈴木のビッグセーブ連発で無失点に抑えていたが、90+7分、ボックス内でDFマリアーノ・トロイロがFWジェフ・エカトールを倒してしまいジェノアにPKを献上。パルマ・ベンチは痛恨のプレーに頭を抱えた。
鈴木はこの大ピンチで、PKキッカーのFWマックスウェル・コルネと対峙する。両手を二度ほど叩くと、じっと相手を見つめ、自身の右側に蹴られたシュートに即座に反応。ボールを右膝あたりで大きく弾いた。この超ビッグセーブに鈴木はガッツポーズを見せ、チームメイトたちもすぐに駆けつけて喜びを爆発させた。
現地メディアも「この試合のスターだった」と称賛




