麻雀は配牌よりツモ。そんな言葉を証明するようなアガリだ。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月20日の第2試合で、赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)がまるでバラバラの配牌から、倍満をゲットするという離れ業に「エグい」「ヤバすぎる」とファンが興奮した。
渡辺がもらった配牌には面子が1つもなく、両面ターツが1つ、カンチャンターツが2つ。1枚ずつの字牌が4種あり、面子手にも対子手にも程遠い状態だった。ところがこの手牌が、生まれ変わるように育っていく。丁寧に不要牌を整理していくと、6巡目に赤五万を引いたところで1つ目の面子が完成。続いてカン七万を埋めて、2つ目ができた。さらに今度はカン8筒を埋めて、あっという間にテンパイにたどり着き、勢いのままリーチを打った。
ボロボロ配牌から大変化Mリーグ 日程
12月15日(月)
12月16日(火)




