【写真・画像】橋の欄干へ直撃も「OKって」 世界最速ラリーでSS中止の大事故→直後の光景に騒然「がっつり当たってる」 1枚目
【映像】大破したマシン→完全復活の一部始終(修理前後の様子)
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WRC世界ラリー選手権】第12戦 セントラル・ヨーロピアン・ラリー

【映像】大破したマシン→完全復活の一部始終(修理前後の様子)

 WRC(世界ラリー選手権)の第12戦が19日まで4日間に渡って開催。

ポイントリーダーで今大会を迎えたセバスチャン・オジエはクラッシュしたが、最終日にマシンを修理して復帰。ポイントを獲得し、トヨタのマニュファクチャラーズチャンピオン5連覇達成に貢献した。

 今大会開始前時点で、ドライバーズランキングのトップはトヨタのオジエ。今季はパートタイム参戦ながら、出場したラリーでは必ず表彰台に登るほど好調で、42歳にして自身9度目のチャンピオンを獲得するほどの勢いだ。今大会も初日から絶好調で、デイ1は首位。デイ2も首位を堅持した。しかし18日のデイ3、SS10でオジエのマシンはタイヤの空気抜けによりコースアウト。木立に正面から激突して、タイヤとホイールがサスペンションロットごと外れてしまうほどの壊滅的なダメージを負ってしまった。

 しかし、ここでトヨタのチームスタッフが素晴らしい仕事を果たす。サービスパークに運ばれてきたオジエのGRヤリスは、まさに大破という言葉が当てはまる状態だったが、熟練の技を持つメカニックたちが夜通しかけて修復し、最終日のステージへオジエを送り出すことに成功した。

 そして最終日、オジエは4ステージのうち3つで首位タイムを叩き出し、「スーパーサンデー」と「パワーステージ」をダブル制覇して最大の10ポイントを獲得。結果、同僚のエバンスにポイントリーダーは譲ったものの、まだチャンピオン争いに可能性を残すこととなった。

 このトヨタのメカニックによる“神修理”に対し、視聴者からは「これ完璧に直すからな」「凄いよねー」「すぐ直るとこがすごすぎる」「ミリ単位で精度要るからな足回り」「職人だなあ」など、絶賛コメントが並んだ。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

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