冷静でクリアな判断によるアガリは、周囲に点数以上のインパクトを与えた。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月21日の第1試合でEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)が、終盤に両面待ちからシャンポン待ちへと変化し、これが大成功。ファンから「すごいつもった」「素晴らしいあがり」と絶賛を受けた。
この日の試合は2時間26分という、8シーズン目を迎えたMリーグの中でも屈指のロングゲーム。各選手とも、集中力を保つだけでも大変な中、亜樹からは好プレーが飛び出した。南1局7本場、既に試合開始から1時間半が経過しようというところで、亜樹は渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)から出た6筒をチー。2・5索の両面待ちでタンヤオのみのテンパイを入れた。
親番を継続するためにも必要なチーだったが、2索は既に河に2枚見え。自身でも1枚使っていた。5索は見えていなかったが、河を見ても周辺牌が多く切られている様子もなく、他選手が抱えている可能性も高そうなところだ。すると14巡目、六万を引いて暗刻にしたところで少考。2索に手をかけ、3・4索のシャンポン待ちへと移行した。
亜樹の絶好選択Mリーグ 日程
12月15日(月)
12月16日(火)




