常に三色同順を求める男に、あちらの方から近づいてきた。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月21日の第2試合で、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)がかけたリーチに、守備力に定評がある渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)が放銃。残り1枚だった高目を振り込み、萩原が三色同順を成立させるという、衝撃シーンが誕生した。
萩原といえば、アマチュア時代から三色同順をこよなく愛し、プロ雀士になってからも手牌に種があれば常に意識するほど。近年では軽い仕掛けも増え、雀士としての幅が広がったが、それでもできることなら毎回、三色同順でアガりたいというほどだ。
東2局3本場、萩原に絶好のチャンスが訪れた。配牌にドラの東が対子、両面ターツが3つとスピード、打点ともに優秀な材料をもらうと、1巡目から4索を引いて面子が1つ完成。5巡目に3筒を引き3・4・5筒の面子ができた。さらに8巡目、赤5索を引いたことで、2・3・4索の面子が3・4・赤5索に変化。マンズも三・四万と持っており、いよいよ三色同順の可能性が高まった。
萩原聖人の必殺技炸裂Mリーグ 日程
12月15日(月)
12月16日(火)




