【国際親善試合】イタリア女子代表 1-1 日本女子代表(日本時間10月25日/スタディオ・ジュゼッペ・シニガーリャ)
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のMF長谷川唯が決めた衝撃のループ弾と共に注目を集めたのが、お膳立てしたMF宮澤ひなたのアシストだった。
欧州遠征中のなでしこジャパンは日本時間10月25日、国際親善試合でイタリア女子代表と対戦。52分に失点して迎えた64分、華麗なコンビプレーが異彩を放った。
敵陣の右サイドでDF高橋はながボールを持った一瞬、日本は中に長谷川、その延長線上に宮澤が一列に並ぶようなラインを作っていた。そこから長谷川が一気に縦に抜け出すと、その時にはもう、3人のゴールへのイメージは出来上がっているようだった。
宮澤は高橋からのグラウンダーのパスに対して、ダイレクトパスを選択。軽く振った右足での浮き球は、走り込む長谷川のちょうど目の前に落とすような優しい軌道を描き、なおかつ、バックスピンがかかったボールは前に転がることなく、まさに「ループを打ってください」というメッセージが乗ったラストパス。これを長谷川がGKの頭上を抜く華麗なワンタッチループで沈めている。
新キャプテンの長谷川唯にニールセン監督も大きな期待
