もはやアガリは約束されたも同然といった瞬間だった。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月24日の第1試合にBEAST X・中田花奈(連盟)が出場。個人6戦目で初のトップを獲得した。落ち着いた選択と牌運にも恵まれ、待望の初勝利となったがそれを象徴するようなアガリになったのが東2局1本場。終盤にリーチを打った際、アガリ牌の残り枚数が表示されると、名実況・ベテラン雀士の2人が放送席で驚き続けることになった。
中田が多くの人を驚かせたのは、東2局1本場の終盤だった。まずまず配牌をもらった中田は、第1ツモでカン四万を埋め上々の滑り出し。平和系の手に向かっていくと、7巡目には2枚目の赤牌となる赤5索も引いて打点力もアップ。丁寧に進行していくと、自然とタンヤオ気配も強まり、15巡目にカン4索を埋めたところでテンパイ。この時点でリーチ・平和・赤2の満貫以上が確定する6・9索の両面待ちでリーチを打った。
終盤で心強すぎる残り牌Mリーグ 日程
12月15日(月)
12月16日(火)




